2012年11月15日木曜日

イベントの始めかた(2)モデル見学

仲間が決まったらどうするか。できれば自分がやってみたい、モデルにしたいイベントを仲間と一緒に見にいきましょう。
これはやってみたいイベントのイメージ(つまり「こんな感じ」)を自分でも確かめ、仲間と共有することになります。

広告代理店がクライアントにプレゼンテーションする際には、スケッチや写真を集めて「こんな感じ」を視覚的に説明します。お金をかける大規模イベントでは、コンピュータグラフィックで「こんな感じ」を伝えることもあります。
これは聞いた話ですが、ハリウッドでは、映画を作るにあたり、監督はこれまでの自作以外も含めたさまざまな映画からイメージを伝えるシーンをクリップし、スタッフに自分の作りたいイメージを伝えることがあるということです。
このようにプロの世界でも「こんな感じ」の共有はきわめて重要です。
口で言ってもわかりません。できるだけ実物に近い形でイメージを共有しましょう。

写真もたくさんとりましょう。誰かが代表してとるのではなく、それぞれに気になったところ、気に入ったところをとりましょう。

モデルにしたイベントを仲間で見たら、できるだけホットなうち、できれば帰りがけにでも感想を意見交換しましょう。何がいいと思ったか。何が気にいらなかったか。どんどんおしゃべりしてください。このおしゃべりを通して仲間との距離感や考えの相違が見えてきます。
だから、このおしゃべりはできるだけ自由で、人の発言を大切にする感覚が大切です。
おしゃべりが盛り上がれば、盛り上がるほど、イベントが向こうから近づいてきます。

いくつぐらいのイベントを見に行くか???
できれば一つではなく最低二つ。違いを比べることで自分のやりたいことがハッキリしてきます。
あるいは一つでも自分のイメージがハッキリすればそれでもOKです。
要は自分のやりたいこと、イメージをハッキリさせることが目的です。

モデルになるイベントが思いつかない???
モデルとは言わなくとも、ちょっとひっかかる、気になるイベントでいいから見に行ってください。
「イベントナビ」でそうしたイベントを探してください。

物まねではなくオリジナルなイベントをつくりたい?
であれば、よりたくさんのイベントを見に行ってください。
小説を読まない小説家、映画を見ない映画監督、コンサートに行かないバンド。。。いずれも考えられません。
たくさんのイベントに行ってイベントを好きになることでオリジナルなアイデアが生まれます。

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